お買い物

【Shokz】イヤーカフ型の新しいイヤホンOPENDOTS ONEをレビュー【6月12日正式発売】

2025年6月10日

こんにちは、ぷんたろうです。

先日クラウドファンディングで出資したShokzの最新イヤーカフ型イヤホン、OPENDOTS ONEが届いたので、早速使ってみてのレビューを書いてみようと思います。

Shokz OPENDOTS ONE

骨伝導技術を用いたイヤホンで有名なShokz。2011年にニューヨークで誕生し、2012年に骨伝導イヤホン市場に参入、以来オープンイヤー型のイヤホンに特化して製品を世に送り出しているブランドです。

Shokz公式ページより引用

そんなShokzの新しいイヤホンOPENDOTS ONEは、耳にイヤリングのように装着する、いわゆるイヤーカフ型のイヤホンです。

OPENDOTS ONEが届いた!

クラウドファンディングで約1.3万人の人々から約3.2億円を集めた注目の新商品です。

仕様

仕様は次のとおりです。

正式発売日2025年6月12日
価格税込27,880円
ブラック、グレー
重量本体:6.5g(片耳)
ケース単体:39g
再生可能時間フル充電状態で10時間
ケースとの併用で最大約40時間
10分間の充電で音楽再生2時間
充電方法USB-CまたはQiワイヤレス充電
防塵防水IP54防塵防水(本体のみ)
保証購入日から2年間、30日間の返品・返金保証
その他Bluetoothマルチポイント接続対応(最大2台)
左右を選ばずに装着可能
左右の耳の自動判別
Dolby Audio対応で没入感のあるサウンドを提供
Shokz DirectPitch™︎により音漏れを軽減
専用アプリによりイコライザ設定が可能
専用アプリで「イヤホンを探す」が可能

補足としては、

  • AppleのMagsafe充電器でも充電できます。
  • IP54防塵防滴とは、埃の入りにくさ5(完全に埃の侵入を防止することはできないが動作には問題がない)、水の入りにくさ4(あらゆる方向からの水の飛沫による影響を受けない)ということです。
  • Bluetoothマルチポイント接続は、例えばiPhoneとMacbookといった2台の機器に常にペアリングしており、音楽や動画を先に再生し始めた機器側の音声を流す機能です。再生している音楽や動画を止めると、もう一方の機器で再生している音楽や動画の音声に自動で切り替わります。2台の機器で同時に音楽や動画を再生している場合、一方の機器の音声はイヤホンから流れ、もう一方の機器の音声はミュートされており、機器から直接発せられることはありません。都度イヤホンの接続先を機器側で切り替えなくても良いので便利です。
  • 専用アプリによるイヤホンを探す機能は、イヤホンがBluetoothで機器に接続されている範囲で使用可能なもので、アプリ側からコマンドを送るとイヤホンから音が発せられて、イヤホンのある場所を探し当てられる機能です。
OPENDOTS ONE本体とケース

装着感

装着するのはとても簡単で、JointArc™︎と呼ばれるアーチ形状をした本体を少し指で広げるようにしてスピーカー部分を耳の穴の外の窪みにぴょこっと載せてあげて指を離せば、バッテリーコンパートメントと呼ばれる円筒形部分が耳の裏に回り込み耳を挟み込んでくれるようなイメージです。

実際に装着してみた

実際に装着した感想としては、

  • 軽い
  • 締め付け感がない
  • 装着したままヘッドレストに頭を預けられる
  • 装着したまま仰向けにもなれる
  • 勝手に落ちてこない

といったものが挙げられます。

片耳わずか6.5gと、とても軽いので、耳に重たいものをぶら下げているという感覚もなければ、しばらく装着して馴染んでくると、装着していることを忘れてしまいそうなくらいです。

また、実際に所有しているOPENRUNシリーズのイヤホンとの比較ですが、OPENRUNシリーズは、頭を左右両側から挟み込むようにして耳に引っ掛けるタイプのイヤホンであったため、どうしても頭を軽く締め付けられている感じがありましたが、OPENDOTS ONEは耳を軽く挟んでいるような感じなので、頭の締め付け感がなく快適です。

加えてOPENRUNシリーズは、首の後ろをぐるっと囲むように左右がつながった形状をしていますので、装着したまま椅子に座ってヘッドレストに頭を預けたり仰向けに寝っ転がったりするのには不向きでしたが、OPENDOTS ONEは耳にちょこんと装着しているだけなので、ヘッドレストに頭を預けることも仰向けに寝っ転がることも全く問題なくできます

一方、あるとき販売店で試着したOPENFITシリーズと比較すると、OPENFITシリーズは片耳ずつに引っ掛けるタイプでしたので、そこそこ頭を振っても確かに落下することはなさそうだったものの、それでもややずり落ちそうな心配感がありました。でもこのOPENDOTS ONEは、先にも書いたように耳を挟んでいるような感じなので、その心配がありません。

そして最後に、僕のように耳の皮脂が多い方は同じような悩みをお持ちじゃないかなと思いますが、AirPodsのようなカナル型のイヤホンだと、皮脂のせいでイヤホンが耳の穴からジワジワと滑り落ちてきてしまうなんてことがあったと思います(特にあくびをしたりして耳が大きく動くとき)が、耳を挟み込むこのOPENDOTS ONEではその心配がありません。

音質

全部感覚の話で申し訳ない上に音に関してはド素人ですので詳しくは書けないのですが、まず、音楽を流しながら専用アプリでDolby AudioをON・OFFすると、ONの状態では音に厚み・深みが増す感じがあります。重低音がずっしり聞こえてくるというのだろうか。OFFの状態だと幾分スカスカに聞こえる音楽(作曲者に失礼だろ)も、ONにすると重厚感が増す気がします

また、実際に所有しているOPENRUNシリーズのイヤホンと比較すると、OPENRUNシリーズでは耳の外で音が流れている印象を受けますが、OPENDOTS ONEでは耳を塞ぐカナル型イヤホンではないにもかかわらず、耳の奥で音が聞こえるような印象を受けます。これが公式サイトでも書かれている臨場感とか没入感でしょうか。

それでいて耳を塞がず周辺の音もしっかり聞こえるので、カナル型イヤホンを装着している時の周辺の音が聞こえないなんとも言えない不安感?閉塞感?のようなものがありません。(外界と隔離されたい気分のときもあるけどね)

専用アプリではイコライザを切り替えることもでき、自分好みのイコライザを設定することも可能です。

操作性

イヤホンの操作は、1本指によるタップまたは2本指によりつまむことにより行います。詳しい操作方法は購入後に説明書を読んでいただければと思いますが、JointArc™︎と呼ばれるアーチ形状の部分を1本でダブルタップすることで再生や停止、通話終話ができたり、バッテリーコンパートメントと呼ばれる円筒形の部分を2本指でつまむようにダブルタップ&保持することで再生や停止、音量を上げたり下げたり通話終話したりすることができます。

2本指でつまむようにダブルタップ&保持のジェスチャーは専用のアプリでカスタマイズすることが可能で、トラック送り戻しや音声コントロールに割り当てることも可能ですが、その場合は音量の上げ下げが効かなくなってしまうので、そこはやや不便なところかなと思います。

専用アプリは使いやすい

イヤホン本体を左右の区別なくどちらの耳にも装着できるのは、今までのイヤホンにはあまりなかったと思いますが、これは地味に便利ですね。耳から外してそこら辺にポンと置いて、また後で装着するなんて言う時も、いちいち左右を確認してつける必要がありません。

Bluetoothマルチポイント接続によって2台の機器にペアリングできるのも便利です。パソコンで映画を見て、その後スマホで音楽を聴きながら家事をするなんてとき、今までのイヤホンでは機器側でイヤホンの接続をその都度切り替えなければなりませんでしたが、マルチポイント接続ではその切り替えが不要。パソコンで映画を見終わった後スマホで音楽を再生すれば、勝手にスマホの音楽をイヤホンから流してくれます。その逆も然り。

ケース

ここはあまり重要ではないかもしれませんが、ケースが全体的に丸みを帯びているので自立しません

というか、自立はさせようと思えばさせられるのですが、ケースの底面にあるUSB-Cの差し込み口を平たい面にそぉっとピタッと置かないとなりません。なので、机やテーブルの上にポンと置いただけではまず自立しないでしょう。

ケースカバーを別途購入すればもしかしたらその問題は解消できるのかもしれませんが、そこまでは試せていませんので、悪しからず。

まとめ

さて、Shokzの新製品OPENDOTS ONEについてレビューしてきました。お値段も少しお高めで、ケースが自立しないというややマイナスポイントもありますが、イヤホン自体はとてもいいものだと思いました。

これまでShokzのOPENRUNシリーズを使っていた僕がOPENDOTS ONEを新たに手にして感じたお気に入りポイントは、

  • なんといっても軽い
  • 頭の締め付けがない
  • 装着したままヘッドレストに頭を預けたり寝っ転がったりできる
  • 音の重厚感
  • Bluetoothマルチポイント接続

と、先で述べた感想ほぼ全てがお気に入りになってしまいました。

Shokzの製品はどれもオープンイヤー型のイヤホンゆえ周囲の音も耳に入ってきますので、

  • 外を安全にウォーキングしたりランニングしたりしたい人
  • 都会の大きな駅など人混みの中で周囲に注意もしつつ音楽や教材を聞き流していたい人
  • イヤホンによる閉塞感を感じたくない人

にはもってこいのイヤホンですし、このOPENDOTS ONEは更に

  • 装着感や締め付け感を感じたくない人
  • ずり落ちないイヤホンが欲しい人
  • 寝っ転がったまま音楽を聞いたり動画をみたりしたい人

におすすめです。

イヤホンにお悩みの方は、一つの候補として検討されてみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-お買い物
-,