マウスピース矯正

【アラフォーのマウスピース矯正】アラフォー男が挑むマウスピース矯正vol.1〜スタート〜【インビザライン】

2025年5月3日

こんにちは、ぷんたろうです。

いきなり"やっつけ仕事で作ったサムネイル"感満載でスタートしてすみません(笑)

僕、齢36の若手アラフォーなのですが、この歳になってマウスピース矯正を始めることにしました。インビザラインというマウスピース矯正です。

というわけで、これから僕の歯列矯正の進捗を頑張って2週間に1回〜月イチくらいのペースでブログに紹介していきたいと思います。

広告

マウスピース矯正を始めようと思ったワケ

僕がマウスピース矯正を始めようと思ったいくつかの理由には、

  • ガチャガチャな歯並びがかねてから気になっていた
  • 歯磨きが大変だった
  • 食べたものが歯の隙間に挟まったり残されたりしていた
  • 海外旅行が好き
  • お値段安く済むことがわかった

というものが挙げられます。

ガチャガチャな歯並びがかねてから気になっていた

歯並びが悪いから見た目は悪く、これは結構気になっていました。中高生の頃はさほど気にしていなかったのですが、大人になってからはかなり気になるようになっていました。

デカい八重歯、顔の真ん中から左右均等に並んでいない上の歯、そして、隣の歯にやや覆い被さるように傾いた下の前歯。

特に、普段の歯磨きのときなどに鏡で見ている自分の歯並びではなく、写真などで第三者的視点で見たときの歯並びには、自分でも「こんなにガチャガチャなのか」とガッカリすることが多かったです。

歯磨きが大変だった

歯並びが悪いと、歯をツルツルに磨き上げるには歯ブラシの向きをいろいろに変えながら歯磨きをしなければならず、それゆえに歯磨きには時間がかかっていました。いつも大体10分少々の時間をかけて歯磨きをしています。

特に八重歯周辺を磨くのは大変で、歯ブラシがきちんと届いていないのではないかという不安が常にありました。

食べたものが歯の隙間に残ったり挟まったりしていた

これもまた八重歯ですが、八重歯の裏のスペースにご飯粒が取り残されることが多いです。ここに残っちゃうと、ベロでレロレロやってもなかなか取り除けないのです。お味噌汁やお茶を口の中で軽くクチュクチュっとやって(お行儀悪ぃなオイ)、取り残されたご飯粒に浮力を与えてやることでやっと取れるという感じです。

隣の歯に覆い被さるように傾いた下の前歯の隙間には、鶏肉のような筋っぽい?繊維質?の食べ物が挟まりやすいです。ここに挟まってしまうと、いよいよベロでレロレロしてもまったく取れません。歯ブラシを使うか、楊枝で取り除くか、それらがなければ、爪を歯の隙間にねじ込んで隙間を広げるようにして、隙間が開いたところでベロでレロレロして取り除くか、です。爪で隙間を広げて…なんてこと、特に会社の食堂や外食ではできないので困ったもんです。

海外旅行が好き

関係ある?と思われるかもしれませんが、やっぱり結構気になるんです。

海外に行けば多くの人の綺麗な歯並びを見てきましたし、特に欧米圏では矯正している人も多く見かけましたから。

やっぱり海外では、歯並びがその人の人となりであるとか、人としての“品”を判断する一つの材料になっているので、歯並びを治す人は多いですし、歯並びの悪い僕は、現地での食事の時や人との会話のときにはどうしても気になっていたんですね。

それに最近では仕事でも海外の人と関わることが増えてきましたし、僕自身ももしかしたら、将来は海外に駐在する可能性だってゼロではありません。そうなるといよいよ歯並びを綺麗にしておきたいなと思うようになったんです。

お値段安く済むことがわかった

マウスピース矯正に踏み切った最大の理由は、マウスピース矯正がワイヤー矯正に比べてとても安いというところにあります。

これまでのワイヤーを使った矯正では、治療が終わるまでの期間こそ短くできるものの、上下の歯を全て矯正すると100万円〜150万円程度すると言われていました。100万円の大台を超えてくると、ムムッ…と思い躊躇してしまいますよね。それにワイヤーでグイグイ歯を動かすので痛みも強いとか。

でもマウスピース矯正では、治療が終わるまでに時間こそかかるものの、痛みも抑えつつワイヤー矯正に比べると格段に安くできると言われています。マウスピース矯正の相場は、80万円〜100万円と言われることが多く、その中でも僕が治療をお願いした歯医者さん(というか普段から通っていた歯医者さん)では、相場よりもさらに安く総額税込66万円プラス調整費でできるとのことでした。なので治療が終わるまでの総額は70万円程度の見込みになりますかね。

どうしてこんなに安くできるのかというと、矯正用マウスピースのメーカーとしては、より多くの症例データを集めたいらしく、歯医者さんとしても、これまで矯正を諦めていた人にも「やってみようかな」と思える値段で提供したいという思いがあるからとのことでした。

矯正スタートまでの流れ

というわけで矯正をすることに決めた僕なわけですが、矯正をスタートするまでの流れを簡単に紹介しておきます。これは各歯医者さんや取り扱われているマウスピースメーカーによっても違うと思いますので、「まあこんな感じか」程度に読み流しておいてください。

  1. マウスピース矯正自体の説明(メリットやデメリット、お値段など)
  2. 事前検査(そもそもマウスピースによる矯正ができるのか否かをメーカーが判断するための口の中のスキャン)
  3. 検査結果の通知(マウスピースによる矯正の可否、抜歯の必要性の有無や歯の動きのシミュレーション解説)
  4. 検査結果を受けての意思決定と申し込み
  5. マウスピース完成、事前処置、矯正スタート

事前検査では、スキャナーを使って口の中をグリグリとスキャンされます。スキャンしているすぐ横では自分の歯のスキャンデータが3D画像として即座に画面に出力されます。こんなことできるのかとすごく感心しちゃいました。

検査をするだけなら5,000円程度で済むので、マウスピース矯正が気になっている人は、まずは検査だけでも受けてみるのもいいかもしれませんね!

事前検査から1ヶ月ほど(僕の時は2週間くらいでした)経つと検査結果が出ます。歯がどのように動いて整列していくのかシミュレーション動画を見せてもらえるので、矯正に対する意志が高まりますよ。

抜歯が必要か否かについては当然今の歯並びの状態によって変わってくるものなので、歯を何本か抜かなければならない人もいると思いますし、全く抜かずに歯を整列させることができる人もいます。僕も事前検査の段階では、もしかしたら1本抜かないとダメかも、と先生に言われていましたが、検査結果では、いくつかの歯はほんの少し削る必要があるものの、抜歯はせずに整列させることができるとのことでした。健康な歯を歯並び矯正のために抜かなきゃいけないのか…と思っていたので、抜かなくていいというのはかなり嬉しかったですね。

検査結果を知らされて、いよいよ矯正をしようという意思が固まったら、申し込みをします。申し込みが確定するとメーカーはすぐにマウスピースを製作し始めるとのことなので、これ以降キャンセルはできないそう。意志をしっかり固めてから申し込みましょう。

そして申し込みから1ヶ月ほどでマウスピースが完成して、歯医者さんに届きますので、歯医者さんに出向いて、事前に歯を削ったりする処置を施してもらい、付け外しの練習を含むマウスピースの取り扱いの説明を受け矯正をスタートします。

実際に矯正スタート

さあ、それではマウスピース矯正をスタートしていきたいと思います。

マウスピース

まずマウスピースを紹介します。僕に届いたマウスピースは、全部で46組あります。1組あたり10日間装着しますので、単純計算で460日かかります。マウスピースの数は人によって異なると思いますので、当然矯正にかかる期間も異なってくると思います。

ケースが入った箱とマウスピースが入った箱3つが届いた
1組ずつ個包装になったマウスピース

この46組のマウスピースを、基本的には自己管理で2番目のもの、3番目のもの…と交換しながら矯正を進めていくわけですが、そのうちの何枚かは、そこまでの進捗状態を先生に見てもらわないと使っちゃいけないチェックポイント的なマウスピースになっています。チェックポイント的なマウスピースを使う前には必ず先生に見てもらって、予定通り歯が動いていることを確認してもらい、OKが出たらチェックポイント的マウスピースから先に進んでいけるというものになっています。

ちなみに、マウスピースの他、マウスピース保管用のケースも付属していました。これはありがたいですね。

ケースを開封
薄くて嵩張らないケース

歯並びの現状

この先閲覧注意ですが、僕の歯の現状の写真をお見せします。汚ねぇもん見せんじゃねえよと思われそうですが、見せちゃいます。歯が汚いのもさることながら口周りのヒゲも汚いので、この辺はボカシを入れておきますね。

マウスピース矯正スタート初日の筆者の歯並び

ご覧いただいたように、上の歯は中心から右に少しずれていて、それが故にデカい犬歯(糸切り歯とも言われますね)が収まらず前に迫り出して八重歯になっていて、食べ物を噛むのには全く作用していません。

下の歯は、そこそこ中心から左右均等に並んではいるものの、中心から左側の2本の前歯が重なり合うようになっています。

マウスピース装着中の見え方

マウスピース装着中の写真もお見せします。引き続き閲覧注意です

マウスピースを装着した状態

確かに、人と普通に喋るくらいなら気づかれなさそうなほどには目立たないですが、笑った拍子にニッとしたりすると、歯が妙な光り方をしたりして、「あ、マウスピースしてるな」と気づかれることもあるかもしれません。

異物感

当然口の中にマウスピースというモノを常に入れている状態なので異物感が大いにあるのですが、実はマウスピースで効果的に歯を動かすために、歯自体にもちょっとした樹脂の突起を接着します。上の写真をご覧いただいてすでにお気付きの方もいるかもしれませんね。これらが結構な異物感を引き立たせてくれます。

さらに、初めのうちは気になって、マウスピースや樹脂の突起をベロでレロレロ触っちゃうので、ベロの先が荒れます。我慢できる人はこんなことにはならないんだと思いますが、僕は我慢できない人なのでレロレロやってしまっていて、ベロの先が軽く荒れました。何かの弾みでベロの先を噛んじゃったあとのあのヒリヒリした感じになっています。イヤですねー。

さらにさらに、僕の場合は、後々の工程でゴムを引っ掛けて上の歯を全体的に口の奥に引き込むための金属のフックを下の奥から2番目の左右の歯に、そして上の八重歯にプラスチック製のボタンを装着しているのですが、これがマウスピースを外して食事をしているときに口の内壁にちょいちょい引っかかるので、口内炎みたいになっています。

異物感に慣れるまでは少々大変かもしれませんね。

飲み物・食べ物

ネットやYouTubeで流れてくる、やかましいマウスピース矯正の広告では、マウスピースを装着している間は「水しか飲めません」と言われていますが、実際には、「水しか飲めません」ではなくて、「まあ水以外も飲んでもいいけど、水以外の飲み物を飲んだら、マウスピースに色がついて透明じゃなくなるかもしれないし、マウスピースと歯の間に入り込んだ飲み物がそこに滞留して成分が悪さして虫歯になったりするかもしれないけど、それでもいいなら自分の判断でどうぞ」ということみたいです。

食べ物についても、飲み物と同じ理由でマウスピース装着中は食べられません。さらに、食べ物によってはマウスピースを割ってしまう可能性もあるようです(お煎餅とか八ツ橋とかは攻撃力高いですもんね)。マウスピースを装着したまま食べることは絶対にNGです。途中でマウスピースを割ると、もう先には進めないそうですよ。

普段からコーヒーとかジュースをよく飲み、ちょいちょい間食もする僕ですが、この際なので水を中心とした生活に切り替え間食も控えて、健康になってやろうと思います。

アプリで時間管理しよう

マウスピースは、装着する日数と、1日の間で装着しておくべき時間が決まっています。僕の場合は、マウスピース1枚あたり10日間で、1日の装着時間は20時間以上が目標とされています。

これらを自力で管理するのはかなり大変だと思いますが、世の中とても便利なもので、マウスピース矯正をやっている人向けのアプリがちゃんとあるんですね。

ひとつは「TrayMinder(トレイマインダー)」というアプリです。こちらはマウスピースメーカーを問わず使える汎用アプリです。

もうひとつは僕のようにインビザラインのマウスピース矯正をやっている人向けの「My Invisalign(マイインビザライン)」です。

マウスピース管理用アプリ

僕はとりあえず両方ともダウンロードして使ってみていますが、機能に大きな違いはありません。どちらのアプリも、スタートした日付とマウスピース1枚あたりの装着日数を設定することで、マウスピースを交換すべき日が来たら知らせてくれます。

また、マウスピースを外している時間をカウントしてくれるストップウォッチのような機能と、装着を促すタイマー機能もあるので、食事や歯磨きのためにマウスピースを外したときにストップウォッチをスタートすれば、その日のマウスピースを外していた時間を累計してくれますし、ストップウォッチのスタートと同時に装着を促すタイマーをセットすれば、食事が終わってうっかりマウスピースを装着し忘れていても、タイマーでセットした時間が経過すると「マウスピースを装着する時間です」と知らせてくれます。

これら二つのアプリの大きな違いは、アプリの起動時です。

「TrayMinder」は起動するのに生体認証などはありませんが、「My Invisalign」では生体認証(僕はiPhoneユーザーなのでFace ID)などによる認証が必要です。

大した違いじゃないかもしれませんが、Face IDでうまく顔を認識してくれなかったりすると、ややムムッと思うかもしれません。

実際に始めてみてどうか

ということでマウスピース矯正を36歳になって始めた僕ですが、今、これを書いている時点で、2枚目のマウスピースに突入しています。そこで1枚目のマウスピースを終えてみての感想ですが、

早速歯が動いている実感があって嬉しい!でもちょっと痛い!

というところです。

歯が動いている実感は、明らかに噛み合わせに違和感があるというところから得られます。今の僕の場合ですと、グッと奥歯を噛んだときに、これまで感じたことのない上下の前歯のぶつかりを感じます。さらに言えば、右の奥歯は上下の歯がちゃんと食べたものをすり潰せそうな噛み合わせになっていますが、左の奥歯は、噛んでもイマイチ上下の歯が接していない感じを受けます。

特に食事のときに違和感がありますが、それもこれも歯が動いているからだ!と思えば嬉しくなっちゃいます。

また、歯磨きや食事のときにマウスピースを外すと、マウスピースによって押されていた歯が解放されるので、歯が元の位置に戻りたがっているようなジワーッとした感覚があります。これもまた、マウスピースによって歯が新たなポジションに向けて押されていた、つまりは動いているという実感を得られます。

痛みについては、痛み止めを飲まないとやってられないというほどの派手な痛みではありません。が、なんとなく歯茎が腫れている時のような鈍痛に似た痛みを感じることがあります。

ですが、総じて言えることは、始めてよかった、もっと早くやっておけばよかった、です。

マウスピースの付け外しや時間の管理は確かに面倒くさいですし、いくらワイヤー矯正に比べて安く済むとはいえ、お金もそこそこかかります(僕は貯金の大半がなくなりました)が、歯並びが整うっていうのは、長年悩んでいた身からすると、やっぱり嬉しいもんです。

今まで気にしていたものが気にならなくなり、もしかしたら自分にとっていちばんの自信を持てるポイントになるかもしれません。

貯金がなくなっちゃうなーという残念な気持ちは矯正を始めようかどうか悩んでいるうちだけです。僕にもそんな気持ちはもうありません。これは本当。今は歯並びが整ったあとの自分を想像してワクワクしています。

きっとこのブログをここまで読んだ人は、マウスピース矯正を始めようか悩んでいる人だと思います。ぜひ前向きに検討して欲しいなと、僕は思います。

さ、今回の記事はこの辺にしておきます。今後も僕の歯並びの移ろいを書いていきますので、今まさに矯正中の人は一緒に頑張りましょう!これから矯正をやろうかなと考えている人は、ぜひ参考にされてみてください!

広告

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-マウスピース矯正
-, ,