いきなりですが僕、NHKを解約しましたんですのよ。あれは2020年だったかな。ちょうど567が流行っていた頃。
なぜ解約したかというと、テレビ大好きな実家の母にテレビをあげたからです。もともと僕はそんなにテレビをジッと見る人間ではなくて、ほとんど部屋の賑やかしのために点けていただけだったし、567をきっかけにテレビを見る気が失せて、ならばちょうどいいと思ったのでね。
あの頃のテレビって、毎日毎日「新規感染者は○○人で、死亡者は△△人でした。」って、それしか言うことないのかってくらい同じことを繰り返し言っていて、567の感染者数や死者数よりももっと知りたいことってあったのに、何も情報を得られなくてうんざりしてしまったんですよね。
それに、民放も、局こそ違えど毎日毎日同じような時間に同じようなタレントが同じようなクイズ番組をやっていて、「何がおもろいん?」って思ってしまったんですよね。よくもまあクイズのネタが尽きないなとは感心しましたけどね。
ってなわけで、かれこれもう丸4年近く、一人暮らしの僕の部屋にはテレビがない状態が続いているんですが、特段不便なことはありません。仕事に行き帰りする車の中のラジオでもニュースは聞けますし、ネットでもニュースは読めますし、なんなら民放各局もYouTubeでニュース番組を流してくれているので、ニュースを映像で見たいと思えば見れるわけです。
バラエティ番組は普段からそんなに好きじゃなかったし、今はYouTubeで自分の見たいコンテンツを自ら選んで見にいくということをしているので、自分の「楽しい」を満足に得られています。
そんな感じでテレビを手放した僕は、NHKの受信料を払う義務もなくなったので、NHKを解約したということなのです。
この記事は、そんな僕がNHKをどうやって解約したのかってことを書きますね。
NHKを解約しようかなと思っている人の参考になれば嬉しいでございます。
※現行の放送法ではNHK放送を受信できる受信機を設置したらNHKと受信契約を結ばなければならず、NHKの放送受信規約では受信料を支払わなければならないことになっていますので、テレビを持ったままNHKを解約することは、いろんなことに違反することになります。NHKを解約するならテレビを手放してからにしましょう。テレビを持ったまま解約しNHKとの間で何かトラブっても、当ブログでは責任を負いません。
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電話ではなく放送局へ行くのがオススメ
NHKを解約しようと思うと、「NHKふれあいセンター」なるところに電話をかけてねって、契約書とかホームページに書いてあるんですが、どうせ解約の電話だとふれあってくれないんでしょ、ということで、直接最寄りの放送局へ行くことをオススメします。僕もですね、どなたかのブログだったかSNSだったかで、直接放送局に行くのが早いっていうのを見たので、それに倣って放送局へ行きました。
NHKに限らず何でもそうじゃないですか。契約の電話は秒でとるくせに、解約したい場合は機械音声でナビダイヤルに案内されて、通話料金は取られるし延々待たされるし。
ってことで直接放送局へGO。僕は千葉県に住んでいるので、千葉放送局に出向きました。
局に入ると警備員とか案内係みたいな人に「ご用件は?」と聞かれますので、「解約しに来ました」と伝えると、とりあえず総合受付みたいなところに案内され、そこでもまた「解約しに来ました」と言わされました。大事なことだから2回言わされるんですかね?
そうすると「担当の者をお呼びしますのでお待ちください」と言われましたので、しばし待機しました。
僕が行った時は、しばらくすると、とても腰の低いイケてる爽やかなお兄さんが出てきて、「今この場ではすぐに解約手続きは取れず、お家でコレを記入して郵送していただく必要があります」と書類を渡されました。まあこれはNHK内の仕組み上、仕方ないことだと思いますので素直に従います。
書類を書く
受け取った書類はこの一枚だけ(だったはず)。とてもシンプルです。これに必要事項を記入して、NHKに送ります。
”契約を要しないこととなった事由”の欄には、僕の場合は「実家にテレビを譲渡したため」と正直に書きました。今はどうなのか分かりませんが、当時のNHKは何が何でも受信料をぶん取ってやろうっていうスタンスだったので、「実家に問い合わせを入れてもらっても構わない」「車を持っているがカーナビにはテレビ機能が付いていない」「スマホはiPhoneだからワンセグもフルセグも受信できない」とまで追記しておきました。完璧ですね。

記入が済んだらこの書類をNHKに送付します。もうだいぶ昔のことなので、どこに送ったか全然覚えていないのですが、指定された宛先に送ります。返送用の封筒をもらったんだっけな?全然覚えてないや…
ちゃんと返金されます
局で解約の流れについて説明を受ける中で、一括で受信料を払っている場合、解約成立以降の分については返金があります、と言われてはいたのですが、書類を送ったら大満足で、そんなことすっかり忘れていて、1ヶ月くらい経ってから突然家に、ゆうちょ銀行の封筒が届きました。

これを持ってゆうちょ銀行に行けば、残金を受け取れるわけです。ひゃっほい。
テレビを手放してよかった
それでもまだ「テレビないと不便じゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、先述の通り、ニュースはテレビでなくてもラジオ、ネットやSNS、YouTubeで得られる時代なので、不便は感じません。会社の同僚と話していても、自分が持っている情報が遅れていると感じることもありません。
そしてテレビがなくなったことで、わずかではありますが、部屋が広くなります。持ち家だと、テレビを壁掛けにしておけば、床を占領されることもないので、テレビがあることによって部屋が狭いと感じることもないと思いますが、至って普通のアパートで賃貸生活していると、壁掛けにするわけにはなかなか行きませんので、テレビボードを用意するわけですが、やはり床を占拠されるので、その分使えるスペースが狭くなるわけです。
それにテレビの周辺、特にテレビ裏ってホコリが溜まりやすいくせに配線がごちゃごちゃしているので、掃除が面倒なんですよね。
あとは、テレビだと、一方的に与えられる情報を選択肢なく受け取るブロードキャスト方式なので、「お前らは俺様が作ったこのサイコーに面白い番組を見ろ!がはははは!」って言われているようで、見たくもない番組を見せられているようでなんかイヤだと思うようになったんですよね。今の時代オンデマンド方式が取れるようになったので、見たいコンテンツは自分で選べるから、そっちの方がいいじゃないですか。
YouTubeなんかいい例ですよね。欲しいガジェットのレビュー、おうちのお掃除のコツ、海外旅行の様子、英会話レッスン、いろんなジャンルの情報が好きなときに好きなだけ見れるって、こんなに便利で効率の良いことってテレビじゃできないですもん。
という感じで、僕はテレビを手放して受動的な情報取得をやめ、今はネットやYouTubeによって情報を集めています。
もう一度言いますが、テレビがなくても不便は感じません。
たぶんこの記事を読んでくださっている人は、まさに今テレビを手放そうかどうか悩んでいる方々だと思います。
今ハヤリのサブスクみたいな、見たい時に好きな番組を見れるような便利なサービスでもないのに、年間2万数千円の高額な受信料、もったいなくないですか?テレビ台、邪魔だしホコリ溜まりませんか?
さあみなさんも思い切ってテレビを手放して受信料を浮かせてみましょうよ!
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