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【Eufy RoboVac 11s】壊れたのか?Ankerのロボット掃除機Eufy RoboVac 11sが動かなくなったから原因究明と修理をしたぞ

2025年8月10日

こんにちは、ぷんたろうです。

先日、真夜中に突然ベッドの下から「ピーピーピーピーピ」というけたたましい音が鳴り響き、何事かと思いベッド下を覗き込むと、起動した覚えのないロボット掃除機Eufy RoboVac 11sが充電台から少し動いたところで停まっていました。

壊れてしまったのかと思い、いろいろと原因を探り、最終的には電池交換で直ったのですが、その時の状況をRoboVac 11sを愛用されているみなさんのために紹介しておこうかなと思います。

故障ストーリーは突然に

冒頭にも書いた様に、先日真夜中、「ピーピーピーピーピ」という音で起こされました。最初は何の音かわからなかったのですが、寝ぼけた脳みそでこの音は何だったっけ?と思い出した結果、ベッド下を棲家にしている僕の部屋のRoboVac 11sの音だということがわかり、ベッド下を覗き込みました。

すると、スイッチオンしたはずもないのに(なんせ真夜中だからね)RoboVac 11sは枕にしている充電台から少しずり落ちたところで止まっていました。

このときは眠さが勝ったので「なんだ、寝相が悪いだけか」ということにして一旦放置、翌日改めてRoboVac 11sを充電台に戻してやると、充電する素振りを見せて15秒くらいするとまた「ピーピーピーピーピ」と音を発し、本体にある起動スイッチを赤く点灯させました。

RoboVac 11sは、充電中だと起動スイッチがオレンジ色に点充電完了後やお掃除中は起動スイッチがブルーに点するのですが、赤の点灯は見たことがなかったので、どうやら故障らしいと考えました。

症状

ということでネットでササっとこのRoboVac 11sの故障について調べたところ、音の鳴り方と起動スイッチの光り方で原因がわかるということだったので、さっそく僕のRoboVac 11sの症状と照らし合わせてみました。ちなみに原因究明の過程で本体をひっくり返した時に気づいたのですが、音の鳴り方・起動スイッチの光り方と故障の原因の相関表は、本体のダストボックスの裏にもシールで貼られていますので、ネットで調べなくてもOKです。

ダストボックス裏に貼られている相関表のシール

僕のRoboVac 11sの症状は「ピーピーピーピーピ」を3回鳴らし、起動ボタンを赤く点灯させていることがわかりました。

起動スイッチを赤く点灯させるRoboVac 11s

この音が相関表に書かれているビープ音なんだとすれば、なるほど、「Suction fan is stuck.」か。

ファンがスタックか。何か詰まっているのかな?と思いダストボックスを外して本体の恥ずかしい部分を覗き込むも、特に何も詰まっておらず。

ただ、本体を覗き込んだだけではファン自体は見ることができず、もしかしたら本当にファンがスタックしているかもしれないと思って本体を分解することにしました。

分解中の写真は撮らなかったのですが、結論としては、ファンはとても綺麗で、断線しているとか、軸ブレがしているとか、グリスが固まってファンが回らないとか、そういう症状は一切ありませんでした。

分解の過程で、他にも車輪のスタックや基盤のハンダ割れなど、一通りチェックしましたが、何も異常はなく。これはもう、見た目じゃわからないところが壊れたのか?買い替えか?とAmazonのアプリを開きかけました。

原因はきっとバッテリーだ

一応本体も分解したし、もう一回バッテリーを繋いで充電台に乗せてみよう。何かの拍子に直っているかもしれない。

そう思いRoboVac 11sを再度充電台に戻してみると、何と言うことでしょう、先ほどと同じ様に「ピーピーピーピーピ」を3回鳴らし起動ボタンを赤く点灯させています。全然直っていません。

が、ものは試しにと、起動スイッチを押してみると、掃除を始めようとする素振りを一瞬見せてくれるのです。つまり、車輪やブラシ、ファンのモーターには一瞬電気が流れていることがわかりました。

通電して動こうとするのにすぐ止まる。
充電台に乗せても充電されない。

これはもしかしたら電池がもうダメなのかも、と思い、さっき開きかけて閉じたAmazonのアプリをもう一度開き、RoboVac 11sの交換用バッテリーを探しました。

正直なところ、バッテリーを新しくしたところで、本当に直るかも分からなかったしマジで壊れていたら無駄な買い物になっちゃうなと思いつつ、交換用を発注しました。

バッテリーを交換したら直った

さっそく届いた電池に入れ替えてみました。下手に安い互換バッテリーを買ってすぐまたバッテリーが死んだり家が燃えたりしては嫌なので、販売元がしっかり分かるAnkerの純正バッテリーにしました。4,000円もしちゃったけどね。

そして主電源を入れると元気よく「ハロー!」とでも言わんばかりに「ピロー!」と鳴りました。さらに充電台に乗せると「ピッ!」と元気よく鳴って、起動スイッチをオレンジ色に点滅させています。ちゃんと充電されているようです。ちょ、おま、元気なのかよ!

起動スイッチがしっかりオレンジで点滅している

と言うことで、原因は至ってシンプル、バッテリーが寿命を迎えていたのでした。

どうやらダストボックスの裏の相関表に書かれた「ビープ音」とは、今回RoboVac 11sが鳴らした「ピーピーピーピーピ」という音とは別の音なのかなと思います。

バッテリー交換手順

あまり必要ないかもしれませんが、バッテリー交換手順を紹介しておきます。

まず本体をひっくり返してヘソ天にします。にゃー。そして下の写真の赤矢印で示したネジを2本取り、そのネジで抑えられているカバーを開けます。

本体裏のネジを外してバッテリーのカバーを開ける

するとバッテリーがコンニチハしますので、下の写真のようにバッテリーに巻き付いているベルトでバッテリーを引き上げます。

ベルトでバッテリーを引き上げる

バッテリーが抜け出たら、コネクターを外します。下の写真の赤矢印で示したシーソー状のケツの部分を押しながらバッテリーから生えているコネクターを引っ張ると外れます。

シーソーを押しながらコネクターを引き抜く

あとは逆の手順で新しいバッテリーを取り付けてあげれば完成です。

新しく取り付けたバッテリーの外装

買い替えを検討するのもアリ

バッテリーで延命するのも手段の一つではありますが、この際新しいロボット掃除機を迎えるのもアリなのかもしれません。

僕のRoboVac 11sは2021年の2月に購入したもので、4年経っています。使用頻度はそこまで高くない(というか充電台にいる時間の方が圧倒的に長い)ので本体は綺麗なのですが、やはり新しいモデルに比べると機能面では劣ります。

たとえば

  • アプリで操作できなかったり
  • 水拭きができなかったり
  • 本体内のゴミ回収を自動でできなかったり
  • 部屋をマッピングできなかったり

ということで買い替えにオススメなEufyシリーズの新しいロボット掃除機を紹介します。他にもいろんなメーカーのロボット掃除機が出ていますが、ここではEufyシリーズに絞って紹介しますね。

Eufy Robot-Vacuum Auto-Empty C10

こちらはAmazonの値引きなしで一番お手頃なモデルですね。とりあえずロボット掃除機を試してみたいなという方や、現在RoboVac 11sをお使いで、機能は欲張らずに後継機が欲しいという方にオススメのモデルですね。今流行りの水拭き機能はありませんが、本体内のゴミを自動で充電スタンドに回収してくれる機能がありますので、ゴミ捨ての手間があまりかからないという点が魅力的なモデルです。また、伸縮ブラシを搭載しているので、本体が丸いロボット掃除機では「四角い部屋を丸く掃く」状態で取りきれていなかった部屋の角のゴミも逃さずに掃除してくれる画期的なモデルです。

  • 吸引力は4,000Pa
  • Boost IQ対応でカーペットの上では吸引力を自動で増強
  • 本体の厚みは約7.2cm
  • 充電スタンドで本体内のゴミを回収
  • 充電スタンドに溜まったゴミも2ヶ月に1回程度のゴミ捨てでOK
  • レーザーマッピング対応
  • アプリで掃除して欲しい部屋・して欲しくない部屋や、各部屋での吸引力のカスタマイズも可能
  • ブラシに絡まった毛を自動で除去する「毛がらみ除去システム」搭載
  • 水拭きは非対応

Eufy RoboVac G30 Hybrid

Amazonの値引きなしでは2番目にお手頃なモデルですね。初めてロボット掃除機を試してみたいと言う人にももちろんですし、あまり機能を欲張らずRoboVac 11sの後継が欲しいけど、せっかくだから水拭き機能もつけちゃおうかなという方、本体の厚みが薄いものがいいという方にオススメのモデルです。G30という水拭きなしの兄弟モデルもありますが、せっかくなら水拭き機能はつけておいてもいいのではないでしょうか。後で水拭き機能も欲しいかもと思った時に後悔しなくて済みそうですね。

  • 吸引力は2,000Pa
  • Boost IQ対応でカーペットの上では吸引力を自動で増強
  • 本体の厚みはなんと約7cm。
  • レーザーマッピングは非対応だが別売りの境界線テープで入って欲しくない場所を作れる
  • アプリでON/OFFや前進後退などのコントロールできるほか、掃除した経路も分かる
  • 水拭きできる

Eufy Clean X8 Pro with Self-Empty Station

Amazonの値引きなしで3番目に安価なモデルです。安価といってもいよいよこのクラスのモデルになってくると7万円に迫ってくるので、気軽に試すというモデルではなくなってきますね。こちらのモデルは、先に紹介した2つのモデルをより進化させたようなモデルで、アプリで掃除して欲しい部屋・して欲しくない部屋のカスタマイズができたり、水拭きができたり、毛がらみ除去システムが搭載されていたり、充電スタンドで本体内のゴミを回収してくれるのはもちろんですが、何といっても吸引力がアップしているところがポイントかなと思います。4,000Paのタービンを2基搭載しているので、カーペットの上でもかなりの吸引力を発揮してくれます。なので、何度もカーペットの上を行き来しなくても、一度走るだけで、ほとんどのゴミを吸い取ってくれます。ただし、RoboVac 11sや先に紹介したの2つのモデルに比べ本体の厚みが約10cmと、少々分厚くなっているので、今までのモデルでは入れたようなソファーやベッドの下に入れなくなっている可能性もあります。購入前にはソファーやベッド下の高さを確認した方が良さそうですね。

  • 吸引力は4,000Pa×2
  • Boost IQ対応でカーペットの上では吸引力を自動で増強
  • 充電スタンドで本体内のゴミを回収
  • 充電スタンドに溜まったゴミも2ヶ月に1回程度のゴミ捨てでOK
  • レーザーマッピング対応
  • アプリで掃除して欲しい部屋・して欲しくない部屋や、各部屋での吸引力のカスタマイズも可能
  • ブラシに絡まった毛を自動で除去する「毛がらみ除去システム」搭載
  • 水拭きに対応
  • 本体の厚みが約10cmと分厚くなったので、家具下を走らせたい場合は要注意

Eufy Robot Vacuum Omni C20

Amazonの値引きなしの価格では先ほどのClean X8 Pro with Self-Empty Stationと変わりませんが、こちらのモデルでは水拭き機能がより進化しています。なんとモップを床に押さえつけながら水拭きしてくれる加圧式デュアル回転モップを搭載しています。さらにこのモップを、充電スタンドで自動で洗浄・乾燥してくれる機能までついています。他にも、カーペットを走る時には濡れたモップでカーペットを濡らすことのないようモップを1cm程度リフトアップする細やかな機能や、吸引力7,000Paというパワーも魅力的ですね。これだけ充実した機能を持ちながら割引なしのお値段が、ほぼ同じ機能のライバル製品であるiRobot社のRoomba Plus 405 Combo + AutoWashの割引なしのお値段よりも2万円近く安いおよそ70,000円なので、一気に買い替えの候補に躍り出るのではないでしょうか。

  • 吸引力は7,000Pa
  • モップを床に押し付けながらの加圧式水拭きに対応(押し付け力0.6kg)
  • カーペットを濡らさないように、カーペット上ではモップを約1cmリフトアップ
  • 充電スタンドで本体内のゴミを回収、モップを自動で洗浄・乾燥
  • レーザーマッピング対応
  • アプリで掃除して欲しい部屋・して欲しくない部屋や、各部屋での吸引力のカスタマイズも可能
  • ブラシに絡まった毛を自動で除去する「毛がらみ除去システム」搭載
  • 本体の厚みは約8.5cm

Eufy X10 Pro Omni

最後に紹介するEufyは、Amazonの割引なしではこれまで紹介した中で最も高価なモデルです。すっごく端的に言うと、先に紹介したモデルの全部の寄せ集めという感じのモデルです。寄せ集めというと聞こえが悪いかもしれませんが、マジで何でも揃っている掃除機です。吸引力は8,000Pa、マッピングも対応、毛がらみ除去システム搭載、本体内のゴミ自動回収、加圧式水拭き対応、モップの自動洗浄・乾燥対応と、ここまでは当然のごとく有していますが、さらにこの掃除機は、より賢くなっており、今までの掃除機では避けられなかった、より小さい障害物を避けながら掃除ができるほか、エッジモードといって、本体のお尻フリフリさせることで壁のキワキワまでモップが届くようにしており、これによりより部屋の隅っこまで水拭きができるようになっています。本体もこれまでの円形から角を落とした四角形に近い形状をしており、この形状も相まって部屋の隅まで綺麗にできそうですね。

  • 吸引力は8,000Pa
  • モップを床に押し付けながらの加圧式水拭きに対応(押し付け力1kg)
  • カーペットを濡らさないように、カーペットの上ではモップを約1.2cmリフトアップ
  • AIカメラにより障害物を回避
  • エッジモードでより隅々まで水拭きが可能
  • 充電スタンドで本体内のゴミを回収、モップを自動で洗浄・乾燥
  • レーザーマッピング対応
  • アプリで掃除して欲しい部屋・して欲しくない部屋や、各部屋での吸引力のカスタマイズも可能
  • ブラシに絡まった毛を自動で除去する「毛がらみ除去システム」搭載
  • 本体の厚みは約12cmで角を落とした四角形に近い形状

最後に

というわけで、ピーピー鳴って動かなくなってしまったEufy RoboVac 11sの故障探求から修理までの話を書いてきました。もしRoboVac 11sをお持ちで同じような症状にお困りの方がいましたら、ぜひ参考にされてみてください。

また、「いやぁもうRoboVac 11sは充分使ったし、新しいのに買い替えるよ」という方も、RoboVac 11sを購入した当時よりもかなり進化した新しいモデルがたくさん出てきていますので、いろいろと比較検討して、ベストなお買い物をされてください。

ではまた!

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